事務所を開設して30年を経過しました。時の流れははやいものです。
激動の現代社会にあって弁護士の姿も大きく変貌しつつあります。
当事務所は弁護士3名、事務局3名の体制で業務をこなしています。
「時流に流されない」「田舎弁護士としての役割、即ち、いつも近くに存在し、顔を付合わせての密な打ち合わせをする」「忌憚のない意見交換をする」というスタンスを持ち続けて業務をなしております。
当事務所は、「依頼者と弁護士」のスタンスを崩すことはありません。即ち、「依頼者」は「・・・様」或いは「お客様」ではなく、あくまでも当事務所を頼ってくださる「依頼者」であり、「弁護士」は、依頼者の法律紛争・問題について、自らの持っている法律的知識或いは一般的知見を駆使してアドバイスをし、時には依頼者に対して苦言を呈して暴走を止めたりもすることがある存在でありたいと思い続けております。「依頼者のため」と「依頼者の言いなりなること」とは全く異なるものであり、依頼者の言いなりなることが「依頼者のため」にならないことが往々にあります。それを理解してもらうために、弁護士と依頼者が激論を闘わすこともあります。
そんな事務所として今後も同様に業務に邁進していきたいと思っております。