こんな警告をしようと思ったのは、ちょっとした報道を見たからです。
私は今年満69歳になろうとしていますが、未だワクチン摂取の通知すら来ませんし、私自身、これまで出回っている外国製のワクチンではなく、手法が昔からのものだということですが、国産ワクチンの摂取を受けられるようになったら受けようと若干悠然としています。
都会でワクチンの注射を2回受けた老人の談話として「これで1年以上会えていない孫たちにも会える。」ということが載っていました。
これを読んで私は「ちょっと、ちょっと、勘違いしないで!?」と思いました。
私自身、ワクチンなどについては知識もなく、よく分からないのですが、ワクチンは、それを打つことによって、体内にコロナウィルスに対する抗体ができるのでしょう。そして、その抗体が外部から接種者の体内に侵入したコロナウィルスを撃退するのでしょう。
しかし、ワクチンは、体内に入ったコロナウィルスに反応するもので、その場合、ワクチンを接種した人もコロナウィルスに感染するということだろうと思うのです。(これが違っていたらごめんなさい。)
ワクチンは「感染しない」というものではなく、「感染したとしても症状がでないか、重症化しない」というものだろうと思うのです。
ですから、冒頭に掲げた「これで1年以上会えていない孫たちにも会える。」などと言って喜んではいけないのではないでしょうか?
素朴な疑問ですが、ワクチンを打った人に感染したコロナウィルスは、その人から他の人には感染させないのでしょうか?
あくまでも、ワクチンは個人を守るもので、公衆衛生上の感染を拡大させないこととは次元の違うものではないかと思ってしまうのです。
ワクチン接種を受けたおじいさん・おばあさんは、喜んでワクチン接種を受けていない孫になんか会いに行ってはいけないのでは?
そのあたりについて、政府はきちんとしたメッセージを出すべきではないでしょうか?
私も含めて「年寄り」も、もっと賢くなりたいと思いました。
慌てるんじゃない! お年寄り!