前回、目眩ましの例を挙げました。
現政府にとって、またまた、国家安全保障関連法案が隠れてしまうような格好の目眩まし現象が発生してしまいました。
オリンピックのロゴの問題です。連日、テレビ、新聞等で取り上げられ紙面を占めており、そのようなときは、国家安全保障関連記事は忘れられたかのようです。
このような現象は、為政者にとって好都合なものです。
国民が「世界的祭典」「経済にとっての刺激剤」としてのオリンピックの不祥事に大騒ぎしている間隙を縫って或いはどさくさに紛れて「やってしまえばよい」のです。
オリンピックまでにはまだまだ時間があるのですから、それまでにじっくりとやっていけばよいのでは?と思います。私は、この種のことについては全くの門外漢であり、専門家に言わせると、馬鹿なことを言っているとの誹りを受けることは判っております。
しかし、オリンピックにおける恥さらしなことと、我が国の存亡に関わる問題とを比較したとき、その重要性は異次元的なほどの違いがあり、重要性を議論する余地すらないものなのです。
今、このとき日本国民は、国を誤導しようとしている輩が誰なのか、その理由はどこにあるのか、冷静に且つ賢明に判断する必要があるのです。