コラム

今年はいろいろありました

今年はいろいろありました

ことしは、当事務所のある長野県において様々な災害がありました。

大きなものといえば、南木曽町の土砂崩れ、御嶽山の爆発、そして、小谷村を中心とした大地震。

そして、それらの災害は未だ解決されておらず、寒い冬を迎えています。

そんな中で、どのような思惑があるのか知りませんが、衆議院の解散・総選挙がなされ、莫大な予算が費消されました。あの何百億円が災害のために使われていたら相当良いことができたのではないか、などと考えてしまいます。それは素人の戯言なのでしょうか?

最近の政治等を見ていると、盛りだくさんで、一体何が最重要課題なのか全く判らない状況です。

そのような目眩まし状況は、為政者にとっては好都合のものなのでしょう。国民が、派手な目眩ましに夢中になっている隙に、自らの欲望のみの実現を図ろうとする為政者によって、「事」は着々と進められ、やがて夢から覚めた国民が見たものは、惨憺たるものではないかと思うのです。

それは、弁護士会でも同じです。巷では「金を追いかける」弁護士が氾濫し、いわゆる「士業」としての弁護士は消滅してしまうのではないかとの危惧を抱くのは私だけでしょうか?

そのような愚痴はさて置くとして、日本という国は一体どこに向かおうとしているのでしょうか?

来年はもっと当事務所から発信したいと思っています。